みちとせクリニック院長が健康食品の講演を担当しました “Back to the Roots – 漢方はどこへ向かうか” 生薬・古典・中世に還る/カーティス・ヤーヴィンの暗黒啓蒙

目次

第6回_海玉膏研修会の講演内容

はじめに

2週前、7月12日に東京の神田でおこなわれた海玉膏研修会の講師をしました。海玉膏は株式会社ウチダ和漢薬さんが開発した健康食品です。当日、はるばる九州から聴講に来られた方もいたとのこと! 合計90分強、皆さん熱心に聴いてくださり、ありがたいことです。

今回の講演会の大枠です。日本が中世還りをする中で保険診療や東洋医学、健康食品がどうなるか。と、まぁ壮大な話になりました。

メインテーマは「海玉膏など健康食品に関して」

(株)ウチダ和漢薬の海玉膏、プチヘムロイヤルWなど健康食品をおもに話しました。1947年の創業以来、生薬にたずさわってきた強みを活かした商品です。海玉膏は8つの生薬由来の発酵食品。プチヘムロイヤルWはサンザシ山査子エキス、プルーンエキス配合のヘム鉄です。

健康食品やサプリメント、生薬・針灸の東洋医学で今後なにが起きるか。予想もすこし述べました。メインテーマは別稿で紹介します。

サブテーマは「Back to the Roots – 漢方はどこへ向かうか」

数年前、保険診療の漢方エキス剤が品薄となったニュースを覚えていますか? なぜ健康食品やサプリメント、東洋医学のニーズが今、増えているのでしょう。メインテーマへのつなぎとして前半は、「漢方はどこへ向かうか」を話しました。ベースは私の2016年の論文「小児漢方の歴史と未来」(『小児外科』48巻7号)です。

わたしが考えた Back to the Roots は下記の2つです。
① ひとつは roots 根っこ - 生薬へ還っていく。
② もうひとつは「古典」「中世」のルーツに還っていく。

① 漢方はどこへ向かうか? roots 根っこ - 生薬へ還っていく

DNA・遺伝子よりも蛋白質が重要であることが、近年のノーベル賞の変遷で分かります。その流れは漢方、生薬、健康食品を取り扱うビジネスに波及し始めていることも紹介しました。

ホヤとヒトのDNA情報、ゲノムの違いはたった30%です。ヒトゲノム情報が解読完了したこの21世紀初頭、このような矛盾が生じました。それを補完できうる1つがエピゲノミクスです。エピゲノミクス研究で発生や癌、薬物代謝などの解明が進んでいます。DNAゲノムよりも蛋白や細胞、組織へ主要な研究がシフトしてきました。

② 漢方はどこへ向かうか? 「古典」「中世」のルーツに還っていく

現在、過去、未来を概観し「現状は? 今の世界、日本」「過去は? 東洋医学の歴史」「未来は? 日本の歴史から、これからの漢方を考える」を話しました。

現状は? 今の世界・日本

「暗黒啓蒙」中世化するアメリカ

中世に戻り始めた証左として、今年5月10日に日本経済新聞に載った、カーティス・ヤーヴィン氏の記事「民主国家、CEO型君主を。超大国動かす暗黒啓蒙。日本の官僚を反面教師に」を、挙げました。カーティス・ヤーヴィンの名前を知らない人も多いでしょう。トランプ大統領のブレインのひとりで、トランプの思想に多くの影響をあたえています。

移民対策をおこない、陰謀論が蔓延するアメリカはマイルドな鎖国化を始めたのでしょう。一昨日も増額した高い関税を発表しました。世界はグローバリズムからブロック経済へシフトしたのです。左は今年6月に発刊されたカーティス・ヤーヴィンの著書ですが、上記の政策と符合する内容がありました。

当たり前が激変するパラダイムシフトのただ中で、日本はいま翻弄されていますが、これは平安時代から鎌倉時代への変遷時と似ています。それは以前も当院ブログに記しました。これから中世へと還っていきます。

急激な人口爆発

なぜアメリカは「暗黒の中世」同様に君主待望が生じ、世界はブロック経済に逆行したのでしょうか。

私は人口爆発が主因と考えます。1950年に25億人だった世界人口は現在、約3倍に急増。2050年には90-100億人に達すると予想されています。

人口減少の日本

と思いきや世界人口は2050年以降に急減する、と国連の予想があり、低位予測では50年間で約20億人減るようです。2020年7月ワシントン大学が発表した予測もほぼ同様でした。

イーロン・マスクが2022年5月7日にツイートしています。「出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、日本は存在しなくなるだろう」

四半世紀前、日本消滅の予想は3,500年でしたが、最近の予想は3,300年とかなり早まりました。

むべなるかな。今年こどもの日の報道は「子ども過去最少 1,329万人」でした。日本は世界のトレンドを先取り中です。

上図は2014年に推計された日本のGDP成長率です。現在「人口減少」「生産性停滞」が確定し、2040年頃マイナス成長になります。同時期の2045年にはAI人工知能が人間の知力を超えると云われます(2045年問題)。近い将来、生き残るために新しい価値観が必要になります。

過去は? 東洋医学の歴史

中国は高齢化のスピードが今後、日本よりも早まることをご存知でしょうか。中国の生産年齢人口の主体は現在45-54歳ですが数年後、55-64歳にシフトします(「中国に迫る未富先老」日本経済新聞、2021年7月29日)。生薬に関わる者にとって対岸の火事といえない状況があります。

さて山口周・深井龍之介『人文知は武器になる』(文春新書、2026年)に、こう書かれています。「すべての出来事は過去に起きている」「人間は基本的に変わらない」「経験を活かさない手はない」。まったく同感で、時代の劇的変化には古典が有効です。

古典を深く学ぶと、地理的な環境、時代の背景によって処方が変遷することが分かります。金元時代、大陸にいた4人の名医、劉完素と張子和、李東垣、朱丹渓がよい一例です。

金元の四大家の祖、劉簡素がつくった防風通聖散

劉完素がつくった防風通聖散は、肥満など生活習慣病にも用いられます。某社が商品化した「ナ●シトール」は、同薬の模倣です。

同処方は生薬数が18と多く、生薬を集めるのに苦労したはずです。同時代の書『経史証類大観本草』をもちい、防風通聖散の各生薬の主産地を調べました(堀田広満『漢方の臨床』71巻2号237頁、2024年)。

(4人の肖像は想像画であり実際とは異なります)

結果、劉のホームグランドである大陸北方、金でとれる生薬が大半であった一方、山梔子や滑石、生姜、芒硝は南方の宋(南宋)から遠路、輸入されたと類推しました。生姜は日本でも高知・熊本県など温暖な地域で良品が産出されます。

(図は朱丹渓以外の3人が生きた金宋時代。つまり金も南宋も滅んでおらず本来、朱を同図に載せるべきではないが便宜上のせる)

金元の四大家の劉簡素と張子和、李東垣、朱丹渓。それぞれの違い

劉が生きた時代、金と南宋の経済交流は良好で、劉完素と張子和は平安な時代の申し子でした。彼らの学派、寒涼派と攻下派はバブル期に問題化した生活習慣病にも適合します。

一方、金がモンゴル系の元に攻められる戦乱の中を生きたのが李東垣です。李は真定(河北省)から南方の開封(河南省)へ、約400km大きく転居し診療の場を変えました(ちなみに東京から大阪まで大体400km)。その後も悲劇は続きます。1232年に開封が元に包囲され、李は東平(山東省)、さらに郷里(河北省)に居を移しました。

張子和も豪放磊落なためか出世の道が閉ざされ、別の意味で不運な人でしたが、張子和もふくめた4人の中で李東垣が一番きつい人生をおくったと思います。ストレス時代に適合する補土派をひらいた李東垣は、補気剤の名薬、補中益気湯の原典『脾異論』を著しました。

4人目の朱丹渓は先にのべた3人と異なり、診療の場が温暖湿潤な大陸南方でした。また朱が生まれたときは、すでに元が南宋を滅ぼし戦乱のない世でした。漢民族の風習が強かった南宋は元に滅ぼされ、その結果、朱丹渓が生きた元代はモンゴル系の文化が流入しました。セクシャルに奔放な文化となり、食習慣も変わったと云われます。

これは日本の生活習慣病、寝たきりではない健康寿命に通じる話です。朱丹渓は老化防止、房中などSEXがらみの術にも長けた名医でした。

金元の四大家は学統でつながっている

4人は弟子筋、書物をとおして学統は同じです。朱丹渓は3人の先人の医籍をエディター的に消化した上で、養陰派をあらたに立てました。「我こそが開祖なり」と言う者がいたら、いちど眉唾で遠巻きにみた方が無難です。

昔よりSNS時代の今の方が、さらに遠巻きにみるべきです。なんちゃって漢方医が乱立しています。

重要なのはパラダイムシフトにうながされ、時代・環境・風土に適合した学派が脈々と生まれてきたのが東洋医学の歴史、ということです。変化することを変えない。先人をリスペクトする。それが無いのはモグリ、パクリ。東洋医学は歌舞伎とおなじ伝統芸です。

未来は? 日本の歴史から、これからの漢方を考える

日本は不思議な国で国名が1,400年強、変わりません。こんな国は歴史上どこを見渡してもありません。西暦3,300年に日本が消滅するペースで現在、人口は減少していますが私は楽観視しています。

歴史をみると鎖国や江戸の無血開城など、日本人は賢い行動をとってきました。人口減少も、むしろ本能的・積極的に打った先手なのでしょう。

日本の歴史は400年周期

以前ブログに書いた内容のため、詳細は省略しますが、いまは中世還りをする不安定志向の時代です。安定志向の平安時代、江戸時代と逆ベクトルで、大きい波として約400年つづきます。

現代薬の6割は生薬由来

その不安定志向の時代、原点に立ち返り、現在地を確認する必要があります。

繰りかえしますが「すべての出来事は過去に起きている」「人間は基本的に変わらない」「経験を活かさない手はない」のです。

斉藤和季『植物はなぜ薬を作るのか』に、医薬品の6割以上は天然化合物あるいは天然化合物を真似て合成した化合物に拠る旨、記されています。

モルヒネ、アスピリン、ビンクリスチン…などbreak throughを生み出した薬には生薬由来であることが多いのです。

生薬も健康食品は栄養の観点から健康に寄与する

マラリアに効くアルテミシニンをご存知でしょうか。ト・ユウユウ氏が同物質を発見しノーベル賞を得ました。彼女が漢方の古典『肘後備急方』からヒントを得たエピソードがあります。実は、アルテミシニンは通常の煎じ方では抽出されません。同書に「青蒿を一握、水二升をもって漬け、絞取りし汁、ことごとく之を服す」とあります。氏が沸点の低いエーテル法を開発したのは、この水出しの記述が出発点でした。

生薬処方は通常、熱を加える、煎じることで薬液を抽出します。その反面、熱を加えるとビタミンなど失われる成分もあります。それに、薬酒でなければ脂質の抽出効率は悪い特徴があります。生薬も現代薬同様、完全ではないのです。

古典の名言「上医は国を治し、中医は民を治し、下医は病を治す」を聞いたことがありますか。「下医は病を治す」レベルなら薬で済むでしょう。しかし医療を突き詰めると、栄養や運動などの生活習慣の重要性に気づきます。「中医は民を治し」に通じる世界観です。

「生化学に通じる栄養は、全ての医療の基礎」として健康食品の有用性を説明しました。

薬学より守備範囲が広い生薬学へ

生薬学と薬学の違い

生薬学は Pharmacognosy / 薬学は Pharmacology でおのおの似たことばですが、英語では厳密に分けています。

診断Diagnosisと予後Prognosisには霊知・体得を意味するgnosyから派生したgnosisをふくみます。語源的には診断・予後は生薬学と同じ範疇に入るのです。

gnosis, gnosyにはエビデンス、論理 logic を超えた領域を否定しない謙虚さを感じます。

なんでもEvidence, Evidence と言う人は、本質を解っていません。

EBM (Evidence based medicine) はEvidenceのみならず霊知・体得をも内包します。でなければ診断もできないし、ましてや「私はいつ死ぬのですか?」という個人的な予後に対し返答できません。

漢方のパラダイムシフト

スライドの中心は、2009年の日本東洋医学会学術総会で会長が提示した「東洋医学と西洋医学の対比表」の引用です(作成者は会長ではありませんが氏名不詳)。

それ以外は私が加筆しました。生薬学と薬学を東洋・西洋と分けるのは乱暴かもしれません。しかし論点をクリアにするべく gnosy と logy で区別しました。

わたしが、人工知能AIをlogy側ではなくgnosy側に配置したのは何故でしょう。AIは著作権フリーの共有財産、集合知、経験知で体得側にあるからです。学術書も社会の共有財産と考えられていた中世の価値観と同じです。また口伝の黒人霊歌が作者不詳であるのと類似します。

logic論理は見えるもの、再現性の高いものしか信じません。霊知・体得のgnosyに親和性が高いAIはいずれspiritをもつと私は考えます。AIはデジタルで動きますが、本質はアナログなのです。

新時代を生き残るには

「宮廷医」から「僧医」の時代へ

これからは内向きではなく、外向きの医師が重宝される

上図で薬学は「宮廷医」、生薬学は「僧医」に親和性があると記しました。世の人が求める医師像は、平安・江戸の安定志向の時代は「宮廷医」でした。一方、飛鳥・奈良・鎌倉の不安定志向の時代に求められたのは「僧医」でした。

さて「宮廷医」は『鬼滅の刃』にも登場する宮廷の医者です(青い彼岸花ですネ)。平安神宮をイメージすれば分かると思います。ベクトルは内向きで、現代風にいえば大学の教授回診の情緒でしょうか。待っていても病院、クリニックに患者さんがくる時代が終わりました。中規模病院やチェーン経営クリニックが倒産し、大手と小グループに分かれ始めました。

一方の「僧医」は坊さんと医者の二足のわらじをもつ者です。辻説法などベクトルは外向き。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の診療をした曲直瀬道三は僧医で、その師、田代三喜も同じです。道三がまなんだ足利学校も多様な勉強ができる場でした。新時代に必要な気づきは大学よりも中世の学校にあるのかもしれません。これから僧医的な人物が求められます。

鎌倉の大仏とリンクした311東北地方太平洋沖地震

奈良の大仏、鎌倉の大仏が造られたのは、不安定志向の時代です。ピンチの時代にスピリチュアルが復興し、鎌倉仏教などが台頭します。

ちなみに私が時代の周期性に気づいたのは、2011年の3月11日でした。津波が東北各地に襲い掛かる映像を見て「これは鎌倉の大仏と同じだ」と、リンクしたのです。元は鎌倉の大仏も奈良と同様、仏殿に囲われていました。いま無いのは鎌倉時代に津波で仏殿が押し流されたからです。

今も覚えています。東北地方太平洋沖地震から日をあけず、北里大学東洋医学総合研究所で隣の席にすわっている医局長に話しました。「これは鎌倉時代の再現ですね」。お坊さんの資格をもったドクターで理解をしてくれました。

土の時代から風の時代へ

スターは構造の中に存在し、構造の上には立たない

ちょっと観方を変えましょう。今年のワールドカップ優勝国スペインの戦術が日本と同じ、と評したのはアーセン・べンゲル。ボールが奪われた後のプレスの仕方が両者とも同じ、と述べた後にこう語りました。「スターは構造の中に存在し、構造の上には立たない」。おもしろいです。

アルゼンチンはメッシというスターを構造の上においたのでしょう。一方スペインはスターを構造の中においた結果、勝ちました。この対立構図は今までの話と似ています。すなわち宮廷医を「構造の上に」おいた時代、それと僧医を「構造の中に」おいた時代との対比です。古典サッカーは現代サッカーに破られました。

詳細は省きますが、前者は土の時代の、後者は風の時代のサインとも捉えられます。土は黄帝、土俵など親分的中心を意味しますが、腐る性質をもちます。発酵と腐敗は紙一重。汚職、賄賂ですね。

土の人間も腐る。官僚、学閥、議会制など啓蒙主義の遺物も巨大化すると腐ります。今回、アルゼンチン寄りのジャッジをした審判員にブーイングが起き、泣いた審判もいました。「腐った土の時代よ、さらば」というサインかもしれません。

200年周期の天体と、80年周期の地上

天体の話をします。約200年続いた土の時代から21世紀に入ったいま、風の時代にシフトしました。風の時代は2,200年頃まで続き以後、水、火、土、風と約200年ずつ繰り返します。

研修会で話したコンドラチェフのサイクルは80年周期でした。家業や社業の1代目から3代目までのサイクルも約80年で一致する、と私は考えます。すなわち当日説明した「1代目が土地を買い、2代目が家を買い、3代目が土地と家を売る」です。地上の営みは価値観の世代間継承が80年でいったん収束し、次のサイクルが始まります。今はその4波、ITバブルのスクラップから第5波のAIバブルのビルドへ向かう時代です。

天体の4エレメントである土(陰側)・風(陽側)、水(陰)・火(陽)。陰陽が1回循環すると200年×2で400年で私が説く400年周期になります。天体と地上の最小公倍数です。つまり前者が200年、後者が前述の80年(200と80の最小公倍数は400年)。『易経』などに通じる運命、運勢は、天体と人間の寿命に規定されると考えています。天・地・人です。

敵は内側にいる

外敵よりも内敵のリスクが増える時代にリバースした

私の考えでは2,400年頃まで戦争よりも、テロ的小競り合いが中心になります。

いま中東に目を転じてみましょう。20世紀におこなわれた陸軍投入の一気呵成の戦争(例外はベトナム戦争)になっていません。アメリカは国内選挙が終わるまで陸軍は投入しない、とイラン側も分かっています。もしアメリカ人が人質となれば、イランより米国内を抑え込むことが難しくなるでしょう。

敵は国外より国内にいる新時代です。近年の戦争はゲリラ化・テロをおそれ、古典的には重要であった陸軍が主体になりません。遠隔操作のミサイル、ドローン頼りです。ロシアのプーチン大統領もウクライナを「テロの黒幕」と表現します。彼は「これは戦争ではなくテロ対策だ」と考えている節があります。

敵うんぬんの前に…そもそも国ってなに? 

国を構成する3要素を考えると、日本国の敵が見えてくる

国は3つの要素でできています。公安警察(内側の敵への罰)、軍隊(外側の敵への罰)、それらを支える法律(ルール)。

さあ、ここで問題です。「不法」在留外国人が増え続けても、国として成り立つでしょうか? いえいえ。「不法」はそもそも日本人であってもダメ。国を構成する2枚のカード、公安警察、法律を手放しているから国の道理に反するのです。もしそれを積極的に放置する政治家がいるならスパイです。陰謀論でもなんでもなく、これは定義が分かるか否かの幼稚園児向け問題で。ルールは正しく守りましょう。横断歩道は青信号で渡りましょう。

「外国人のために儲けを生み出すのかい?Heyブロ、兄弟の日本人よ。そもそもパラダイムシフトで価値観が激動してんだぜ? 頭を使え」ってところです。ま、いろいろ新時代、日本の台所事情は火の車、です。

中国も日本も、homegrown terrorismなど変容したテロの方が外敵よりもリスク

不法在留外国人のリスクは中国が台湾へ侵攻するそれより大きい、と私は考えます。歴史年表で中国大陸の国の変遷をよーく眺めてみてください。生産年齢人口の高齢化、少子化で日本と同じ問題を抱える中国です。歴史の周期性をかんがみると中国も安泰ではありません。国内統治が困難になる危険が高く、台湾まで手を伸ばせないのではないでしょうか。もし台湾に侵攻すれば、イランに手を出したアメリカの二の舞は必至で中国国内で内乱が生じるかもしれません。

また日本国内の匿名・流動型犯罪トクリュウによる強盗事件も、身近なリスクです。日本にも貧困層が増えた結果うまれた、このトクリュウ。生まれも育ちも自国のテロ、homegrown terrorismという見方もできます。金持ち世代を狙い撃ちするテロかもしれません。

出生率を強制的に上げたとしても、時すでに遅し

日本も中国も一挙両得で子どもを増やせばよい、と考えるかもしれませんが2つの点で時すでに遅し、です。1つは、一気に小児を増やすと高齢者への福祉費を減らさざるを得なくなる点。もう1点は若い世代があるパーセントを超えると革命がおきること。後者はそれを裏付けるデータがあります。

為政者としては選挙を勝つために今のところは、高齢者に良い顔を売っておきたい。しかし政治家が自分の身を保とうとしても、臨界点が必ず来ます。高齢者もふくめ人は確率論で必ず寿命がくるので、十年単位でみれば若者の年齢層が相対的に増えてくる時代がきます。すると歴史上は変革、革命がおこります。自然の摂理としてサイクルは循環するのです。

爛熟はいずれ腐ります。そして古に戻ります。

研修会参加者の特権として

厚生労働省が2035年へむけた医療課題を提言する『保険医療2035』には、「量の拡大から質の改善へ」「キュア中心からケア中心へ」「分散から統合へ」がうたわれています。間違いなくこれから数年、医療界は激動でしょう。しかし「分散」志向の西洋医学をベースに、より「統合」志向の東洋医学が役に立つ時代の到来です。

3,000年、三千歳つづいた東洋医学が消えるわけがない!
みちとせクリニックの初心です

当日、参加者へは「パレートの法則」、「悪名は無名に勝る」、杉本ラララの曲『妄想とエーデルワイス』の歌詞「(人生を)もがき楽しめ」(※)など新時代を生き残るためのエッセンスを、日本東洋医学会に26年間在籍し続けてきた特異な医者の視点から、もろもろ話しました。それをここで開示しません。参加者の特権だから。

(※)原曲は別の歌詞。「もがき楽しめ」と歌うversionがある。

サブテーマの文量が多くなりました。メインテーマは近日公開します。

ご参加いただいた方々、スタッフの方々。お疲れ様でした。またどこかでお会いしましょう!

【以上転載禁止】2026年7月26日
みちとせクリニック
院長 堀田広満

前述した杉本ラララ『妄想とエーデルワイス』が気になる方に動画をはっておきます。18分30秒あたりから、同曲が流れます。「妄想とエーデルワイス」「もうそうと、えーでるわいす」「もうそとえでるわい」「もう外へでるわ」で、皆さん、外へ出ましょう。宮殿から外へ出た僧医と似た存在を医療者は目指しましょうか。

昨年6月6日に転生している彼は将来、紅白の舞台や武道館に立つ男だと私は信じて9月のライブにも行きます。では、どうぞ。