刻み生薬(煎じ薬)に力を入れています

  • 漢方は本来、刻んだ生薬を煎じて服用するものです。粉の漢方よりも効果が強く、当院では刻み生薬にこだわっています。生薬の品質には良し悪しがあり、当院では院長みずから高品質の生薬を見極め、発注、管理、炙りなどの加工、処方をしています。ひとりひとりオーダーメイドです。
  • 保険診療でもちいられる粉の漢方(エキス剤)も一部、取り扱っていますが、当院は保険診療ではなく、すべて自由診療です。エキス剤にも利点がありますが、煎じ薬にくらべ食物繊維の量・芳香成分が圧倒的に少ないなどの欠点もあります。患者さんとは相談して処方の剤形(煎じ、散剤、丸剤など)を決めています。

当院は自由診療のみ

  • 患者さんにとっては、生薬に関する情報のみならず、生薬そのものが手に入りづらい時代を迎えつつあります。貴重な資源を、ヤミクモではなくホンモノを求める人に、自由診療で提供します。

当院の漢方の専門性・アイデンティティ

  • 当院院長の国家資格、医師免許証取得は1995年です。
  • 当院の院長が日本東洋医学会に入会したのが西暦2000年で、かれこれ25年間、四半世紀は東洋医学を学び続けています(2025年現在)。
  • 当院の院長は、北里大学東洋医学総合研究所(現、北里大学研究所病院 漢方鍼灸治療センター)で漢方診療を8年間・また東洋医学の古典研究(医史学研究)を13年間、学び実践してきました。
  • 当院は日本の伝統医療(Japanese Traditional Medicine, Kampo)を行っています。1950年前後、文化大革命を中心に生じた現代中医学とは距離をとっております。ですので、患者さんとの弁証論治的な、ことば遊びはいたしません。いにしえより日本の伝統医療が受け入れてきた処方群、施術を実践、継承します。

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みちとせクリニック院長
堀田 広満