受診する医療機関がなく困っていませんか? 西洋医学が苦手な領域に力を入れています
- ありふれた医療で改善しない症状をもつ方、もしくは副作用でむしろ症状が悪化・追加された方に、生薬(しょうやく、きぐすり、生きる薬)、針灸やサプリメント、健康食品などの知識、技術を駆使します。どんなに症状が悪化しても、煎じ薬の場合、エキス剤にない茯苓四逆湯などの処方群があり、また針灸など治療手段があります。それが東洋医学の良いところです。
not doing well(なんとなくおかしい)症状はありませんか? 東洋医学は未病に対処できます
- いわゆる未病のうちに予防・介入した方が、問題・症状が大きくなってから治療するよりも健康回復が早く、確実なことが多いため、未病対策、予防医療に力を入れています(極端に分かりやすく言えば、子宮筋腫が小さいうちは手術が不要で服薬治療が奏功する場合がある一方、大きくなったり多発すると手術に至るのと似ています。ほか大腸ポリープと思って内視鏡手術で摘出したら、ポリープの中に癌が隠れているケースも、数年間見逃されれば他臓器に転移し得ます)。
- 「何かが変だ」と自覚することは、太古の昔も現代も、その重要性は変わりません。ヒトが感じるエラー(認識の間違い)には2種類あるそうです。第1のエラーは「何も無いはず」と感じる間違い。たとえば野宿していたとして、真っ暗闇の中、草むらの向こうからガサゴソと音がした。「なぁんだ、風で草が揺れたか」と感じたが、実際は野獣が現れそのヒトは喰われた。第2のエラーは「何かいるはず」と感じる間違い。同じシチュエーションで、ガサゴソと音がした。「やばい! ライオン?! 幽霊?!」と慌てて走って逃げたが、実際はただの風が草を揺らした音にすぎなかった。どちらも間違いなのですが、生き延びたのは逃げた後者です。過剰な不安は生きづらさにつながりますが、過剰な安心は「太く短く」生きることになります。
- 今まで生き残ってきたホモサピエンスは、第1のエラーの失敗にはまらなかった、不安サイドで動いた末裔。それが現代の私たち、運の良かった生き残りです。不安はうまく付き合えば、むしろ長寿につながります。悪い芽は早めに摘みましょう。
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みちとせクリニック院長
堀田 広満